2013年11月19日、VICE JAPANからフリーマガジン「VICE」フォトイシュー日本版を発刊。

photoissue2013

「VICEマガジン」日本版、11月いよいよ限定発刊します!

紙をこよなく愛する皆さん、フリーマガジン「VICE」をかつて愛読してくれた皆さん、「VICE」をYouTubeチャンネルで知った皆さん、あらゆる日本国民の皆さん。長らくお待たせしました。「VICEマガジン」日本版、いよいよ11月19日(火)に限定発刊します。
フリーマガジンのスタイルはそのままに。特集内容に「フォトイシュー」(写真特集号)を掲げ、「フリーマガジンでB4変形」という感動もそのままに。ひとたびページをめくれば、眼前に広がるのはかつてないビジュアルの大海——。デジタルメディアとして日本で復活したVICEが繰り出す、今年最後のサプライズです。

YouTubeから始まったVICE JAPANの再起動。

「最近YouTubeで見かけるVICEって、一体なんなの?」「なんかよく分からないけど、変わった映像を流してるよね」。そんな声をここ日本でも少しずつ聞くようになりました。世界35ヵ所に構える支部のひとつとして、VICEが日本に舞い戻ってきたのが2012年12月。以来、VICE JAPANはデジタルメディアとして、YouTubeを主なプラットフォームに映像配信を行なってきました。原発20キロ圏内の富岡町でただ独り生きる男性、松村直登さん韓国の人糞酒・トンスル北京で当局の監視の下に置かれながらもクリエイティブなヌード・フォトを撮る若き写真家レン・ハンなどなど。VICEってなに?という人も、  というクセのあるロゴはどこかで見たことがあるかも。

VICEの原点はフリーマガジンにある。

日本ではすっかりデジタルのイメージが浸透しつつあるVICEですが、元を辿れば紙としてのフリーマガジン「VICE」誌の配布に行き着きます。1994年にカナダはモントリオールで3人の若者によって創り出された「VOICE OF MONTREAL」誌(ヴォイス・オブ・モントリオール)を起源とし、1996年には誌名を「VICE」(バイス)に変更。1999年には拠点をニューヨークに移転しました。
「悪徳」「不道徳」といった意味合いを持つ「VICE」という看板が表すように、とことん毒舌でありとあらゆるものをこき下ろす一方で、ニューヨークのストリートシーン最前線を歩むアーティストたちに愛され、彼らと共に挑発的な誌面を築き上げてきました。テリー・リチャードソンライアン・マッギンレーピーター・サザーランドダッシュ・スノウジェリー・スーティム・バーバー、ネック・フェイス……。長くなるので個々の説明は省きますが、分かる人には分かるラインナップだと信じます。今やアートシーンではすっかりお馴染みとなった彼らですが、彼らが最も激しく燃えさかっていた黎明期に「VICE」は発表の場を与えてきました。
そんな「VICE」も、本国アメリカでは今年で発刊20年。あれよこれよと世界中に支部が設けられ、今や世界25ヵ国で「VICE」誌は展開しています。フリーマガジンとしての無料配布を確固たるスタイルにしながら、世界各地のご当地ネタが混合玉石のごとくミックスされ、毎月1冊の雑誌として配布されています。

そして気になる、今回の日本版。

この「VICEマガジン」日本版が今年11月、満を持して限定発刊されます。特集内容は「フォトイシュー」。マガジン通常版より二回りは大きな判型のB4変形というスペシャルなスタイルでお届けする本号では、「コラボレーションズ」と題し、グローバルで活躍する写真家とアーティストにコラボ作品を寄稿してもらいました。日本版では世界各国からの寄稿作品を採用しつつも、ここ日本と中国からも9組18名ものアーティストの皆様に賛同いただき、この号のための特別コラボ作品を制作依頼。
豪華ラインナップでお届けします。
・2011年度の木村伊兵衛写真賞を受賞した写真家・田附 勝さんは、動物や神々を主にエンピツ1本で魂込めて描くアーティスト・KYOTAROさんと、「目に見える世界と目には見えない世界」を衝突させています。
・今年1月、衝撃の写真集『そこにすわろうとおもう』を刊行した写真家・大橋 仁さんは、詩人であり小説家でもある小池昌代さんと組み、「ビジュアルと文字による地球規模の性交」を実現。
・ファッションからセレブ・ポートレートまで幅広く手がけるメタルフォトグラファー、新田桂一さんとは、寄稿漫画家として世界で活躍する駕籠真太郎さんと「セルフ・ポートレート」をテーマにコラボしてもらいました。
・スモーキー・マウンテンやチカーノ、インドのサーカス団など、世界各地を巡っては現地の人々をユニークな切り口で映し出す写真家・名越啓介さんは、かつて『BURST』誌の編集長を務めた作家の曽根 賢(PISSKEN)さんと「カバと男女と賽と匙」にまつわるコラボを。

参加作家、まだまだ続きます。

・ニューヨークでの写真集刊行や個展を立て続けに叶えた写真家の題府基之さんには、現代美術作家の加賀美 健さんとコラボ。「母親」をテーマに、挑発的な撮り下ろしポートレートを手がけてもらいました。
・素人女性をモデルに起用しては意味深なポートレートを撮り下ろす写真家・インベカヲリ☆さんは、「WEBスナイパー」誌で愉快なレビュー活動を展開している作家、ターHEL穴トミヤさんとコラボ。「写真で女子妄想」という変化球で皆さんに微笑みを与えてくれるでしょう。
・つい先日行なわれたパルコの「シブカル祭」参加や東京のスケートシーンでカルト的な人気を誇る写真家・松藤美里ちゃんは、女子力全開のセルフ・ポートレートで世の女性たちを魅了するFumiko Imanoさんと「女子2人の密会」をテーマに、フレッシュな官能美カオスを提案します。
・男性ポートレートを優しく寂しげなトーンで描く写真家・中島大輔さんは、シンプルだけどどこか懐かしいイラストを手がける鬼才・小田島 等さんとタッグを組み、「男子の明るい幻覚世界」を共同制作してもらいました。
・ラストを飾るコラボは、VICE JAPANのYouTubeチャンネルでも取り上げた中国からの作家2人です。中国ではタブーとされるヌードを表現のひとつとしながら北京の若者を撮り続ける写真家のレン・ハン(任航)と、主に人体をモチーフに一見、不謹慎にも見えるテーマを臆することなく表現するアーティストのルー・ヤン(陸揚)が「シンギュラリティを迎えるであろう近未来の人体」を互いのアートワークから構築。勢いのある中華芸術の突き抜けた〝今〟を見せつけてくれます。
・このほか、海外から、キム・ゴードン × リチャード・カーンロジャー・バレン × アスガー・カールセンシンクロドッグスベン・ピアー × ピーター・サザーランドトイレットペーパーマガジンアルビダ・バイストロム × ペトラ・コリンズからの寄稿作品が続きます!

そして……VICE写真展も同時開催! 記録映像も会場で上映。

こうした一堂に会した大量のコラボ作品で、写真展もしちゃいますよ。会場を提供してくれるのは、渋谷に位置するDIESEL ART GALLERY。マガジン発刊タイミングに合わせ、なんと11月22日から、年をまたいで2月14日までの約3ヵ月間というロングエキシビションです! コラボ作品の現物はもちろんのこと、コラボ作品を手がけたアーティスト2人の出会いや制作のきっかけ、そしてどんな経緯で作品が創り上げられたのかを紐解く映像も会場で公開します。
マガジン、写真展、そして映像の全てを見てもらってようやく「なるほど!」と思ってもらえることでしょう。それだけの濃厚さは保証します。あっ、もちろん写真展もフリーなんで、最初から最後までフリーを堪能してください。
 

B4サイズ、96p。しつこいけど、これでフリー。

「VICEマガジン フォトイシュー」11/19発刊!
「VICEマガジン フォトイシュー」発刊日は11月19日(火)。配布先を公開すると入手できない人が続出しちゃうんで、VICEからは非公開とさせてもらいます。とにかく街中をくまなく探してみてください。それでもなければ、ソーシャル上で配布告知している店舗を探してみてください。
1人でも多くの皆さんに「VICEマガジン フォトイシュー」日本版が行き渡ることを願いながら……。11月19(火)誌面で会いましょう!
 
『GLOBAL PHOTO COLLABORATIONS by VICE JAPAN』

2013年11月22日(金) – 2014年2月14日(金)
DIESEL ART GALLERY (東京都渋谷区渋谷1-23-16 cocoti B1F)
Arvida Byström / Roger Ballen / Asger Carlsen / Petra Collins / Kim Gordon / Richard Kern / Sandy Kim / Maggie Lee / Ben Pier / Peter Sutherland / Synchrodogs / Fumiko Imano / 大橋 仁 / 小田島 等 / 加賀美 健 / 駕籠 真太郎 / KYOTARO / 小池 昌代 / 曽根 賢 / 題府 基之 / 田附 勝 / 中島 大輔 / 名越 啓介 / 新田 桂一 / 松藤 美里 / ルー ヤン / レン ハン
TWITTER、INSTAGRAM、G+: @vicejapan |FACEBOOK: VICE | 写真展公式タグ: #VICE写真展
http://www.diesel.co.jp/art/
 

世界1,800万人が魅了されるメディア「VICE」とは?

1994年、カナダはモントリオールで創刊されたフリーマガジン『VICE』。「VICE」(不道徳)と 名づけられた本誌は、ユース層から絶大な支持を手に入れ、異例のピック率100%を記録。現在ではメディアカンパニーとして、世界35ヵ国にオフィスを持つまでに成長を遂げています。グローバルメディアとして世界25ヵ国でマガジンを配布するほか、そのフリー精神をデジタル分野でもダイレクトに発揮しています。月に1,800万人が訪れるVICE.comをはじめ、 YouTubeチャンネルにおいては300万の登録者数を獲得。VICEが制作するコンテンツには定評があり、現在までに100本以上の作品がウェビー賞(WEBサイトやオンラインコンテンツの国際賞) にノミネートされました。

ここ日本では、12年12月にYouTube公式チャンネルを設立(youtube.com/VICEjpch)。わずか 10ヵ月で1,200万回を越える再生回数と9万人以上のチャンネル登録者を獲得。中でも、東日本大 震災後に福島の警戒区域でただ独り住み続ける男性の生活を追ったドキュメンタリー『原発20キロ圏内に生きる男』は、英語、スペイン語、中国語など計6ヵ国語に翻訳され、58万回もの再生数を記録。VICEは、今後も独自の目線から話題性のあるユニークなコンテンツを提供していきます。