大橋 仁、人類の明るい繁栄のため全財産をはたいて酒池肉林を撮り収める。

ohashi-q-1-3

——じゃあツイッターやりましょうよ。

やりたいくらいなんだけど、ネットは年々複雑化していくでしょ? フェイスブック、ツイッター、ラインだとか。メカ的なところでついていけない。いちいち面倒くさくて、理解する気もないんだろうな。

——大橋さんが考えてること、みんな知りたいと思うなぁ。

ホントに? 話してみると単純なんだけどね。


——写真の舞台はやっぱり日本、そしてアジアですか?

もっと言うと、身の回りで起こってること。そういうのが土台になっていくべきかなって。震災あったでしょ? それを撮りに行くかといったら、オレのなかではそういう発想はなかった。あれが東京ならオレの身の回りになるけど、東北だったから。で、オレがそこまで足を伸ばして撮りに行くかと言ったら、そうはならない。

あとオレが知りたいのは、人間なんだよ。だから、それが黒人や白人になっても、オレのなかで対象が変わるって意識にはならない。オレの撮る意識は場所に限定されないから、どこでも全然いい。だけど、なにせ生活が東京だからさ。あとオレ、まったく英語しゃべれないんだわ! ホントに、ホンットに、もう恐ろしいほどしゃべれないからさ。