写真界の異端児が見つめるその先。

——やあ、テリー。今回の日本での展示、うまくいったと思う?
テリー:ああ、東京にしては大きなスペースでビックリしたよ。意外だと思ったけど、写真のレイアウトもすごくイイし、会場中央の大きなパネルもすごく気に入ってる。すごくイイと思うよ。写真集も作ってもらえてめちゃくちゃハッピーだ。全てひっくるめて気に入っている。
今回、作品のなかでモノが露出してるせいで印刷場に印刷を断られたりもしたとは聞いていたけど、実際にこうして作ってもらえてすごくうれしかった。オレの場合は普段から女性のヌードが多いだけに、逆にオトコのを見せるのはすごくおもしろい試みだったと思うし、今回の場合はゲイっぽい要素も入ってるから余計おもしろいと思うよ。
——今回、一貫したテーマの展示になったね。
昔は確かにスナップやダイアリーといった、スタイルの似てるモノでまとめてた。だけど最近では、プロジェクトという1まとまりのなかで写真を見せるのがすごくスキなんだ。だから前は日付けや場所がバラバラの作品で構成してたのを今はもっとまとまったカタチにしようと心がけてるだけのことで、考え方が変わったワケでもないよ。